Facebookプロモーションであなたが知っておくべきこと。
日本でもFacebookをマーケティング活用に取り入れる動きが活発になってきています。Facebookでプロモーションを実施することを検討されているご担当者の方も多いと思います。
「Facebookウォールに直接、写真投稿させるコンテストはFacebookルールに違反している」ってご存知でしたか?Facebookのスタンスは個別のプロモーションには一切無関係なのだから、Facebookの機能をプロモーションに使わないで!ということのようです。
プロモーションルールはぜひともおさえておく必要がありそうです。
SocialmediaExaminer に「あなたが知っておくべきプロモーションルール」という記事が掲載されていましたので、翻訳してみました。
Facebookプロモーションガイドラインとあわせてお読みください。
Facebook上でコンテストやプロモーションを実施したいと考えているあなた、Facebookのルールで頭が混乱していませんか。
もう大丈夫です。この記事では、Facebookのプロモーションルールについて徹底的に解説します。
トリッキーなルール
Facebook 上でコンテストを運営するのは、バズを生み出し、エンゲージメントを増やし、ファンの数を増やし、eメールリストを構築する強力な手段となります。ところがFacebookのプラットフォームで運営・宣伝してもよいキャンペーンと、してはいけないキャンペーンについては、厳しいルールが設けられています。
少し前までは、コンテストルールはかなり緩やかなもので、Facebookのユーザーおよびページ管理者は、Facebookの一般規約(Statement of Rights and Responsibilities)の枠内で、どんなキャンペーンでもほとんど好きに実施できていました。
ところが2009年に、Facebookはプロモーションガイドラインをかなり厳しく変更しました。その結果、2年経ったいまでも、混乱が生じているのです。Facebook上でのコンテストについてSusan Getgood(スーザン・ゲトグッド)が書いた記事を引用します。
要するに、Facebookはあらゆる種類のコンテストに対して、明示的な関わりを持ちたくないと考えているのです。つまりは法的責任の問題です。 Facebookのプロモーションガイドラインは、コンテストを運営する会社やブロガーのあらゆる振る舞いから、ソーシャルネットワークを切り離すように設計されているのです。
ただ現実はというと、きわめて多くのページ管理者が――小規模な企業から有名ブランドにいたるまで――毎日のように、Facebookのルールに違反したプロモーションを実施しています。しかしそれは、ページが完全に無 効化されてしまうというリスクを伴った行為です。私としては、Facebookでページ管理を担当するすべての人に、ルールの枠内で安全にコンテストを実施する方法を熟知しておくことを強くおすすめします。
この記事では、そのために知っておくべきことを、以下で書いていくつもりです。
Facebookが考えている「プロモーション」とは何でしょう?
Facebookから引用しましょう:
以下のプロモーションガイドラインは、コンテストや懸賞、その他の同様のオファー(以下「プロモーション」)の告知およびその運営に適用されます。
・「懸賞」とは、賞品が用意されており、当選者が抽選で選ばれるプロモーションのことです。
・「コンテスト」とは、賞品が用意されており、優勝者がスキルに基づいて(つまり、特定の基準に基づいた審査によって)決定されるプロモーションのことです。
つまり、Facebook上で、受賞者の選抜を含むキャンペーンをする場合には、つねに、Facebookのプロモーションガイドラインの適用対象となります。
Facebookは次のようにも言っています:
Facebookを直接通じてのプロモーションを運営することはできません。ただし、Facebookプラットフォームに置かれるアプリケーションを通じて運営することはできます。運営には、参加者の募集、抽選の実行、参加者の判定、当選者・受賞者の通知など、プロモーションのあらゆる要素の運営が含まれます。
つまり一言でいうなら、Facebookの機能をプロモーションに使ってはならない、ということです。
受賞者の選ぶプロモーションと、単なる事業の販促活動やマーケッティング活動とは同じではありません。後者は、Facebookページの存在理由そのもののはずです。
Facebookのコンテストルールを平易な用語に直すと?
2009年11月6日、Facebookはプロモーションガイドラインを大幅に変更しました。それまではほとんど何でもありの状態だったので、このルール変更によって、Facebookは何でもありの状態から厳しくルールを設けることへ大転換しました。
変更後のルールでは、どんなものであれコンテストを運営するためには、(1)キャンペーン開始の7日前までにFacebookから書面での承認をうけなければならず、(2)Facebookにアカウント担当者を立て、月に1万ドル以上の広告出稿を行わなければならず、(3)Facebookのプラットフォーム上でサードパーティのアプリケーションを用いなければなりませんでした。
ただ、その後、2010年11月29日に、Facebookは再度ルールを変更し、条件を少し緩和しました。このグッドニュースの変更の要点は
以下の3点にまとめられます。
1. コンテストを運営するのにFacebookからの書面承認は不要になりました。
2. Facebook側のアカウント担当者が不要になり、最小広告出稿月額も廃止されました。
3. ただ、やはりFacebook上でコンテストを運営する際には、Facebookのプラットフォーム上でサードパーティアプリケーションを用いなければなりません。
そうです。コンテストを行うには何かアプリケーションを使わなければならないのです。使わないと、Facebookに怒られるリスクが発生します。もちろん、Facebookの大広告主なら話は別ですが。
コンテストを運営するのにベストなアプリケーションは何か?
最も広く使われているアプリケーションに、 Wildfire appがあります。インターフェイスが非常に使いやすいことと、料金が安いのが理由です。
プロモーションのタイプが、写真、ビデオ、クイズ、トリビアなど、10個用意されていて、そこから選ぶことができます。
運営するキャンペーンを、懸賞にするか、コンテストにするか、クーポン/無料サンプルにするか、それらを決める際には、WildfireのFAQ をご覧ください。
Facebookのルールに合ったプロモーションサービスを提供してくれるサードパーティのアプリケーションは、他にもたくさんあります。以下のアプリケーションをチェックしてみてください。
- Fanappz
- Vitrue
- BuddyMedia
- Votigo
- ContextOptional
- BulbStorm
- NorthSocial
- Momentus Media
- Friend2Friend
- Strutta
2011年3月5日にはOfferpop と PromoBoxxという2つのプロモーションアプリがリリースされています。
また、関連する記事として、Top 75 Apps for Enhancing Your Facebook Page(「Facebookのページ強化のためのアプリケーション・トップ75」)をご覧ください。また、Facebookの側で、おすすめデベロッパーをリスト化していますのでそちらもご覧ください。
ファンの中からランダムに選んで賞品を授与することはできるか?
いいえ、できません。それをすると、Facebookを使って抽選をして受賞者を選んだことになってしまいます。Facebookを効果的に使って「応募者を集めた」ことになってしまうのです。Facebookの内部で――eメール、チャット、ウォールへの投稿によって――受賞者とコンタクトを取ることは許されていないのです。自分のページ のウォールに受賞者を投稿するのも禁止です。
禁止されていないやり方としては、たとえば、ファンの中から一人を選んで、その人の「ページ写真」を取り上げることはできます。あるいは、選んだファン(複数も可)をカスタムタブ(リンク)で取り上げるというやり方も可能でしょう。ただし、他のファンに投票させたり、候補者を推薦させたりするのは禁止です。
トイザらスは現在、Featured Fan promotion という楽しいプロモーションを運営しています。もちろん、候補者の推薦や投票はサードパーティのアプリケーション上で、公式に認められたプロモーションの一部として行われています。
ファンが写真をアップロードすることでコンテストに参加できるようにすることはできるか?
ファンが写真をFacebookに直接アップロードするということであれば、それはできません。写真でもその他のコンテンツでも、コンテストへの参加条件として提供されるものは、Facebookプラットフォーム上でのサードパーティのアプリケーションを通じて提供されなければなりません。Facebookのアプリケーションを使うのは禁止です。
プロモーションガイドラインには次のようにあります:
できないこと: プロモーションへの応募条件として、Facebookページのウォールへの投稿、写真 のアップロード、近況アップデートの投稿など、Facebookでのコンテンツ提供を求めること。
できること: サードパーティアプリケーションを使用して、ユーザーによるアプリケーションへのコンテンツ提供をプロモーションへの応募条件にすること。たとえば、サードパーティアプリケーションを通じて写真をアップロードし、コンテストに応募する写真コンテストを管理することはできます。
私も、コンテスト運営に役立ちそうな、Flickr のようなFacebookアプリがないかがんばって探してみましたが、見つかりませんでした。
“Facebook photo contest”でGoogle 検索してみても、Facebookの規約に従わずに写真コンテストを実施しているFacebookページが、残念ながらたくさん出てきます。
これは、Facebookのプロモーションガイドラインに従った写真コンテストの楽しい一例です。主催者はUnited States Potato Board米国ポテト協会です。
自分のページのファン全員に賞品を贈るのはいいのか??
自分のページのファンだけにプロモーションへの応募を限定することはできます。ただしもちろん、プロモーションは別個のキャンバスページ上で、サードパーティのアプリケーションを用いて運営されていなければなりません。
加えて、グッドニュースがあります。無料景品を提供したり、自分のページのファンや訪問者から名前やeメールを収集することも可能なのです。自分のページに、カスタムコンタクトフォームを設置することを、強くおすすめします。自分のeメール管理システムからのサインアップボックスコードを使うか、ここでレビューされているJotFormなどで自分のフォームコードをつくっておきましょう。
「ファン限定」表示コードを使えば、ファンになってくれたすべての人に、クーポンコードやスペシャルギフトを贈る事ができます。Guy Kawasakiが近著『Enchantment(魔力)』の宣伝のためにつくっているFacebook pageをご覧ください。ここでは、ファンになってくれた人限定で、無料の電子ブックを配布しています。
1-800-FlowersのFacebookページをご覧ください。このページのファンになった人だけに、割引コードが表示されるようになっています。
Facebook上のコンテストがガイドラインに従っているかどうかを見分けるには?
Facebook上でプロモーションをするには、キャンバスページの目に付くところに、参加条件を明記しておく必要があります。たとえば、これはTwice Baked, Twice as Smart photo contestのページですが、ここにルールが書いてあります。
自分のブログで運営しているコンテストのプロモーションをFacebookでやってもよいか?
かまいません。Facebook上で、ファンになるとか、コメントするとか、コンテンツをアップロードするとか、そういったことをする必要がないなら、OKです。自分のページにコンテストへのリンクを張るだけだけならかまいません。完璧な安全性を確保するためには、私なら、「このプロモーションは Facebookが後援、承認、主催、共催のいずれをするものでもありません。」という断り書きを含めておきますね。
サードパーティアプリケーションを使わずにコンテストを運営するリスクは、とるに値するリスクか?
いいえ。私見ですが、リスクが大きすぎます。たしかに、Facebookにはプラットフォーム上で行われるプロモーションを一つ一つ監視するだけのリソースはありません。しかし、もしFacebookの法務部に目をつけられたら、どうなるかわかったものではありません。
Facebookは次のように言っています。
弊社の独自の裁量により、ユーザーが弊社ポリシーに違反していると見なされた場合には、プロモーションに関連するあらゆるコンテンツを削除したり、Facebookページを停止することがあります。
Facebook は、違反を見つけたら本気で行動に出てきます。私の友人にJonathan Riveraという人がいます。real estate referral Facebook page不動産紹介のFacebookページを持っていたのです が、そこで、うっかり商標の不注意な使用をしてしまったのです。彼はすぐに削除しましたが、Facebookはそのページを閉鎖してしまいました。ファンが何万人もいた非常に人気のあるページだったのに、です。まあJonathanの場合、幸運なことにタイミングよく問題が解決して、ページは元の姿のまま復活しましたが…… ただ、アカウント名は新しいものにせざるを得ませんでした。
このように、Facebookの規約に違反するということは、つねにリスクを伴う行為だということに注意しましょう。(Facebookページ上でコンテストやプロモーションを直接運営するのに加えて、多く見られる違反があと2つあります。1つは、個人プロフィールを複数つくること、もう1つは、企業名で個人プロフィールをつくることです。)
Facebook上でのコンテストに関する疑問は、解決されましたでしょうか。とりあえず心得ておくべきことは、どんなものであれ、受賞者の選抜を含むプロモーションをやろうとするときには、Facebookのプラットフォーム上で、サードパーティアプリケーションを使わなければならない、ということです。では、コンテストを成功させるためにはどうすればいいか。その詳細については、また記事を書こうと思います。続報をお楽しみに!
そこで、質問を募集です。コンテストについて何か知りたいことはありますでしょうか。それから、プロモーションで成功した経験をお持ちの方は、それもお知らせください。
いかがでしたか?少々難解な部分もありますが、Facebookプロモーションならではルールが存在していることはよく理解できました。
翻訳で分かりにくい部分もあるかと思います。ご意見、ご感想、また質問などございましたら、ぜひお気軽に当サイトのファンページまでよろしくお願いいたします!
最近の投稿
- ソーシャルメディアはショッピングの形を変えるのか
- 「失敗の本質」から学ぶソーシャルメディア活用
- ソーシャルメディアとロンドン五輪
- ソーシャルメディアに関する5つのtips(最新調査より)
- なぜソーシャルメディアではビジュアルが大事になるのか
人気記事
- 企業がFacebookページ作成に着手するにあたり、参考になる20の成功例(海外編)
- Facebookファンページのファンを増やす21の方法
- あなたのFacebookファンページをカスタマイズする12の最善策
- Facebookプロモーションであなたが知っておくべきこと。
- 【インタビュー】丸亀製麺 末広栄二さん(元加ト吉 中の人)
- 【レポート】実装されたばかりのFacebookクエスチョンを試してみました。
- Facebookファンページに素早くランディングタブを構築できる3つの方法について
- 10のTOP Facebookファンページが成功しているワケ
- 【第1回】Facebookによるフェイスブックマーケティング最強実践ガイド
- 必見!B to B企業がFacebookを活用する6つの方法











